高橋賞

2024年 日本ワクチン学会第19回高橋賞・第13回高橋奨励賞
応募要綱

2024年日本ワクチン学会第19回高橋賞・第13回高橋奨励賞の候補者を公募いたします。
 日本ワクチン学会は、基礎研究者、臨床医、製造・開発研究者、疫学研究者の多様な分野の研究者が集まっているのが特徴の一つです。高橋賞および高橋奨励賞は、ワクチンに関する様々な領域への継続的貢献と評価に値する十分な業績がある会員を授賞の対象としています。
 しかし、領域によっては論文や学会発表などの業績ができにくい領域もあります。ワクチンの基礎研究や開発研究、治験および承認申請に関わった業績、国内外でのワクチンに関連した感染症対策なども今回、応募要件に追加しました。
 とくに高橋奨励賞には、全ての領域の多くの若手研究者に応募いただきたいと考えています。奮ってご応募ください。

1.本賞の趣旨

日本ワクチン学会高橋賞は、高橋理明先生の開発された水痘ワクチンがほぼ全世界で実用化された事を記念し一般財団法人阪大微生物病研究会により創設された。創設にあたり、同財団より高橋記念基金が当学会に寄贈された。日本ワクチン学会高橋賞は、本学会の創立趣旨に沿って学問的・実学的に卓越した貢献があった者を授賞の対象とする。また、若手会員の研究奨励の目的で日本ワクチン学会高橋奨励賞を設立・授与する。

2.対象者

  • 高橋賞…原則として本学会会員とする。また、年齢制限を設けない。
  • 高橋奨励賞…2024年3月31日時点で本学会員歴3年以上かつ45歳未満の者を対象とする。

3.応募書類

下記書類の[@原本1部、APDFデータを保存したCD1枚(原本のスキャン可)]
日本ワクチン学会事務局へお送りください。

【1】 申請書 ・・・様式1
【2】 研究業績の要約 ・・・様式2
…高橋賞2,000字以内、高橋奨励賞1,000字以内。
 文中に、【3】および【4】の業績番号を記入すること。
【3】 日本ワクチン学会学術集会での発表歴(筆頭のみ) ・・・様式3
※高橋奨励賞のみ提出してください。高橋賞については提出不要です。
【4】

ワクチンに関する研究等の業績リスト ・・・様式4
…様式1枚以内、高橋賞20 件まで、高橋奨励賞5〜10 件まで。

※受賞対象研究に関わるものを中心とし、演題発表や論文発表に限らず、
 ワクチンの基礎研究や開発研究、治験および承認申請に関わった業績、
 国内外でのワクチンに関連した感染症対策などが受賞対象となる。
 ただし、筆頭演者または筆頭著者であるものを含むことが望ましい。

※【3】【4】ともに、業績リストに併せて、各項目を証明できるものを
 添付し、申請者の名前がどこにあるのかが分かるように目印を入れるこ
 と。
例)製造・開発研究…承認申請書、研究計画書、ガイドラインなど
  教育活動…参加証や所属長証明など
  演題発表…抄録集のコピー(表紙、目次、抄録が揃っていること)
  論文…コピーまたは別刷

【5】 自薦の場合には本人の研究についての抱負、他薦の場合は本会会員の推薦状1通(双方ともにA4版1枚まで)

応募書類様式    

4.応募期間

2023年11月1日(水)〜2024年3月31日(日)必着

応募書類送付先
〒169-0072
東京都新宿区大久保2丁目4番地12号新宿ラムダックスビル
(株)春恒社学会事業部内 日本ワクチン学会
E-mail:jsvac@shunkosha.com

5.その他

  • 1)高橋賞は、学術功労賞として「高橋賞」を年間1件、若手奨励賞として
    「高橋奨励賞」を年間2件選出することを原則とする。
    ただし、授賞を行わないこともあり得る。
  • 2)日本ワクチン学会総会にて理事長より盾及び副賞(高橋奨励賞は賞状及び副賞)を授与する。
  • 3)「高橋賞」および「高橋奨励賞」受賞者は総会にて受賞講演を行うものとし、原則として当学会が指定する刊行物(Vaccine誌の当学会割り当て)に総説を発表する。
  • 4)高橋奨励賞受賞者は翌年度のVaccine Global CongressのJSV枠プログラムに参加し発表を行うことが望ましい。
  • 5)受賞者には2024年8月末までに通知を行う。

以上


日本ワクチン学会高橋賞規定

 日本ワクチン学会高橋賞は、高橋理明先生の開発された水痘ワクチンがほぼ全世界で実用化された事を記念し一般財団法人阪大微生物病研究会により創設された。創設にあたり、同財団より高橋記念基金が当学会に寄贈された。日本ワクチン学会高橋賞は、本学会の創立趣旨に沿って学問的・実学的に卓越した貢献があった者を授賞の対象とする。

  1. 1. 本賞は本学会の創立趣旨に沿ってワクチンに関する基礎研究、臨床応用、製造開発、疫学研究において卓越した貢献をされた方を授賞の対象とする。

  2. 2. 授賞対象者は原則として本学会会員とする。

  3. 3. 受賞者には賞状及び副賞を贈り、受賞式と記念講演を毎年日本ワクチン学会総会で行う。

  4. 4. 選考委員会は理事長に加えて理事会で承認された学会員6名の合計7名で構成する。委員長は理事長が務めるものとする。選考委員会での決定事項は理事会での承認を必要とする。なお、受賞者が選考委員会で決着を見ない場合は理事全員の意見を求める。

  5. 5. 本賞は財団法人阪大微生物病研究会寄贈による高橋記念基金によって運営される。

附則

  1. 1) この規定は2005年10月15日(第9回日本ワクチン学会総会) 承認、施行。
  2. 2) 2006年10月21日(第10回日本ワクチン学会総会) 一部改定、ただちに施行。
  3. 3) 2011年12月10日(第15回日本ワクチン学会総会) 一部改定、ただちに施行。
  4. 4) 2013年11月30日(第17回日本ワクチン学会総会) 一部改定、ただちに施行。
  5. 5) 2019年11月30日(第23回日本ワクチン学会総会) 一部改定、ただちに施行。

歴代高橋賞受賞者一覧はこちら


Page Copyright (C) 2003-2013 The Japanese Society for Vaccinology. All Rights Reserved